「茶殻の有効活用法〜お茶は飲むだけじゃ勿体ない〜」


今日は、昨日のブログの続編的な内容になります!


前の日に1回淹れて急須の中に残っている茶葉を使って2煎目を淹れるのは、

食中毒や消化不良の原因になるので、良くないですよ〜


と言う内容でした^^


前日のブログの詳細はこちら⬇︎

なぜ「宵越しの茶は飲むな!」なのか??




・茶殻にも栄養はある!!


だいたい3煎で水溶性成分(水に溶ける)は出切ってしまいますが、

不溶性成分(溶けない)はまだまだ茶葉の中に残ってます!



4煎、5煎と淹れても味も素っ気もない

「お茶味の水」のようなお茶になってしまいますが、


なんと、水に溶けていない成分はまだ、約70%も茶葉の中に残っているんです😮



不溶性の主な成分は、

ビタミンE、食物繊維、β-カロチン、タンパク質


などなど、、




また、茶殻には、

殺菌効果、消臭効果もまだまだ健在です!



水分を含む茶殻は腐りやすいので、茶殻を使用する前にはまず、乾燥茶殻を作りましょう!


【乾燥茶殻の作り方】

茶殻の水気をよく切って、新聞紙やザルの上に広げて天日干しで十分に乾燥させます。


乾燥を早めたい場合は、レンジで30秒ほど加熱してから乾燥させてもOK!


茶殻をレンジでチンすればレンジの中の臭いも消してくれるので、


乾燥茶殻を作るついでにレンジの中の消臭もしてもらうのもいいかもしれませんねヽ(*´∀`)



・気になる場所の消臭に


茶殻を包んだガーゼや小瓶などに入れて

下駄箱や冷蔵庫など臭いが気になる場所に置いておけば消臭剤の代用品にヽ(*´∀`)



・キッチン用品の消臭・殺菌に!


生肉や生魚を切った包丁やまな板の消臭・殺菌にも使えます!!


茶殻を包んだガーゼで包丁やまな板の表面を擦ると、

消臭・殺菌だけでなく抗菌効果も期待できます!



この場合は、乾燥茶殻でなくてもOKです!


熱湯で出した4煎目、5煎目をかけてあげるだけでも効果はあると思います!



お鍋についてしまった臭いも、

お鍋に水と茶殻を入れて10分ほど煮るだけでスッキリと洗い流すことができます。


もちろん、シンクの殺菌・抗菌にも使えますヽ(*´∀`)



・茶殻を使ったレシピ


前述の通り、

茶殻の中には栄養がまだまだ沢山含まれています。



茶葉をそのままもりもりと食べるわけにもいかないので、


茶殻を利用したレシピのリンクを載せておきます。


料理は苦手なので、”コツ”とかは説明できないので、

ぜひ、参考にしてみてください。笑




・お掃除にも使える!


お茶に含まれているカテキンの「吸着性」「抗菌・殺菌作用」のおかげで、


お茶の葉と一緒に埃やゴミがスッキリと取れます。


後は、乾いた雑巾で乾拭きして畳の水分を飛ばしましょう。


カーペットなどは乾燥させた茶殻をまいて、掃除機で吸い取ると、

カーペットの間に挟まっているゴミが茶殻と一緒にとれやすくなります。



・伊藤園の茶殻の再利用


伊藤園の茶飲料の製造工程で発生する茶殻は年間約49,000トン!


これは、名古屋市の一か月のごみ処理量に相当するらしいです(°_°)!!



これを処分するだけでも膨大なコストを使ってしまう為、

独自の茶殻リサイクルシステムを開発して、



ベンチ、畳、枕、名刺、壁材など何十種類もの茶殻配合製品を作ったみたいです!



さすが、すごいですねー



お茶の持つ健康効果はとても幅広いですが、

茶殻の再利用方法も無限にありそうですね!!


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お茶の清寿園

日本茶には喉の渇きを潤すだけでなく、味わい深いうま味や香りが詰まっており、飲むと心を穏やかに潤す力があります。 清寿園では一人でも多くの人に、日本茶の美味しさ、愉しさ、奥深さを伝えると共に、千利休が作り上げた「詫び茶」の世界観を象徴する「市中山居」という言葉のように、お茶を飲むことで、たとえ街の喧騒の中にいても心が落ち着き、山の中にいるような静けさをご提供できるよう、日々精進していきたい

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