『茶の本』を読んでみた


以前、アメブロの方で少しだけお話しさせて頂いた『茶の本』を読破しました!



「茶の本」は、明治39年(1906年)にニューヨークで出版されました。


著者は、日本の伝統美術や

近代日本美術の発展に大きな功績を残した美術運動家・思想家の岡倉天心



鎖国の時代を終えて、西洋列強の仲間入りを目指していた明治時代の日本。


西洋諸国に、日本の文化や東洋についてあまり知られていなかった時代に、


「日本、東洋の思想を海外の人に知ってもらいたい」と考え、

「お茶(茶道)」について記し他のが『茶の本(tne book of tea) 』です。



茶道、日本文化についての思想というと、

茶道についての知識がないと読むのは難しいと、思われるかもしれませんが、



茶道について何の知識も無いであろう海外の読者に向けて書かれた本なので、


茶道について何も知らなくても問題なく読み進めることができます^^





個人的に一番印象的だった言葉が、


茶道の要義は「不完全なもの」を崇拝するにある。


いわゆる人生というこの不可解なもののうちに、

何か可能なものを成就しようとするやさしい企てであるから



茶の湯では「不足の美」といい、「不完全だからこそ美しい」という考えがあります。


不完全である為に、その欠けた部分を想像することができる。

その想像力にこそ意味がある。


完全なものとして物事を捉えると、隔たりが生まれます。


他者の欠けた部分を想像力で補い理解することが大事なのですね(*´ω`*)



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お茶の清寿園

日本茶には喉の渇きを潤すだけでなく、味わい深いうま味や香りが詰まっており、飲むと心を穏やかに潤す力があります。 清寿園では一人でも多くの人に、日本茶の美味しさ、愉しさ、奥深さを伝えると共に、千利休が作り上げた「詫び茶」の世界観を象徴する「市中山居」という言葉のように、お茶を飲むことで、たとえ街の喧騒の中にいても心が落ち着き、山の中にいるような静けさをご提供できるよう、日々精進していきたい

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