まず、玄米茶とは、、、
煎茶や番茶に炒った玄米を1:1ぐらいブレンドして、「ハナ」と呼ばれる玄米をポップコーン状に膨らましたものが入ってるお茶です。
玄米と言っても実際は、うるち米かもち米が入ってる場合が多いです。
玄米茶は昭和初期に京都で、正月の鏡餅を割ってできた細かい餅を炒ってお茶に混ぜたのが始まりと言われています。
玄米の胚芽部分には「若返りビタミン」と言われる「ビタミンE」が豊富に含まれており、
玄米茶は、元々煎茶に含まれている抗酸化作用の強い「ビタミンC」と一緒に摂ることができるので、
アンチエイジングに良い!!
と謳われている事がよくあるのですが、、、
実際どうなの??
と、気になっていしまい、調べてみました(°▽°)!!
■「ビタミンC」と「ビタミンE」はアンチエイジングに効果的なの??
ビタミンC:ビタミンCが老化防止に効果があるのは、抗酸化作用を持っていて、活性酸素を取り除く働きが強いので老化防止に効果がある!?と言われています。
・16人の男性を対象に運動後1gのビタミンCを飲んでもらった実験(2008年)。引用
⇨効果なし。(ストレスホルモンは低下した可能性がある)
・396人の男女に1日1gのビタミンCを2カ月飲んでもらった実験(2008年)。引用
⇨効果あり。
・941人の男女に1日125mgのビタミンCを12週間ほど飲んでもらった実験(2011年)。引用
⇨効果なし。
実験によってバラつきがありますね。
うーん、なんとも言えない微妙な結果😦
ビタミンE:
・38人のアスリートを対象に800IUのビタミンEを飲んでもらった実験(2005年)。引用
⇨効果あり。(90分で脂肪の酸化が減った)
・肥満の男女55人に500mgのビタミンEを飲んでもらった実験(2007年)。引用
⇨効果あり。
・35人の男女に1日1600〜3200IUのビタミンEを6カ月飲んでもらった実験(2007年)。引用
⇨効果あり。(高コレステロール血症の人のみ)
※ iu=サプリメントに含まれる栄養素の効力を数値で表す国際単位。
一般的に、ビタミンEだと:1.5IU=1mg
らしいです。
結果、アスリートとか肥満体の人には効果を発揮するが、普通の一般人だと意味がない可能性が高いみたい😦
■「ビタミンC」と「ビタミンE」のその他の働き
ビタミンC:
【お肌に良い】引用
ビタミンCは、コラーゲンを作るために必要で、肌のバリア機能をアップさせるみたい。
また、抗酸化作用で紫外線のダメージをやわらげるらしい^^
【血行が良くなる】
・血流が悪い19人にビタミンCを飲んでもらった、24時間でやや血の巡りが改善。引用
・タバコを吸う男女19人に2gのビタミンCを飲んでもらったら、24時間でで有意に血の巡りが改善した(2003年)引用
【メンタルのバランスを整える】
・55人の患者さんに1日1gのビタミンCを飲んでもらった実験(2011年)。引用
【ダイエット効果はなさそう】
・941人の男女に1日125mgのビタミンCを12週間ほど飲んでもらった実験(2011年)。引用
⇨体脂肪に変化はなかった😨
ビタミンCを飲んでも風邪の予防にはならないが、風邪を引いた後に飲むと少し治りやすくなる。そして、常日頃から運動をしている人にはビタミンCは超有効で、風邪を引く確率がおよそ半分にまで下がるみたい。引用
ビタミンE:
【血液サラサラ効果】
肥満気味な63人の男女に1800IUのビタミンEを飲んでもらったら、半年で血流の向上がみられた。総コレステロール値も下がっていた(2005年)。引用
・ダイエット効果はなさそう
ビタミンCと同様にビタミンEにもダイエット効果はないみたいです😰
【結論】
何を持って「アンチエイジング」というのにもよりますが、
玄米茶を飲むだけで劇的に効くって訳ではなさそう。(当然と言えば当然ですが。笑)
アンチエイジングには規則正しい生活・食習慣が大切で、運動不足、睡眠不足、加工食品、過剰な飲酒・喫煙、などなど…
一般的に「身体に良くない」とされる事を避け続ける事がとても重要!!
やっぱり、「これさえやってりゃええんやー!」って事はないみたいですね。
ただ、健康の質を向上させる効果があるのは間違いないみたいですね٩( 'ω' )و
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