お茶のリラックス効果について考察してみた


仕事や家事の合間に一杯お茶を飲んでちょっと一息、休憩タイム。

こういう時に飲むお茶ってホッと落ち着きますよね〜( ´ ω ` )

こういった経験は誰にでもあると思います^^

実際、お茶にはストレスを軽減させるリラックス効果があることが分かっています。



今回は、お茶の持つリラックス効果についてのお話。

と、ストレスを感じたときに食べると、脳内に幸福ホルモンが出て、疲労や不安感を低下させてくれそうな食材について少しだけご紹介します!




色々調べていたら、、、

「ストレスが多い人は太りやすい」

という研究を発見してしまいました😧


ストレスが大きい被験者ほど、体が脂肪を燃やしにくくなってまして、体脂肪もつきやすい。


具体的には、

1日に104kcalほど基礎代謝が落ちて、これを1カ月の脂肪量に直すと416グラム。

仮にこのままストレスが高い状態が続くと、、、

1年で5キロも体重が増えるってことですね。


これは、ストレスが増えるとコルチゾール(ストレスホルモン)も増えちゃうので、

結果として痩せにくい体になってしまうみたいです。


出典:オハイオ州立大学の研究


リラックス効果に関係するのは主に「テアニン」というお茶に含まれる甘味成分です。

テアニンは、玉露、抹茶、新茶に多く含まれるので、ほうじ茶や和紅茶よりは玉露、抹茶、新茶(上級煎茶)がオススメです٩( 'ω' )و


リラックス効果だけでなく、エンドルフィンやオキシトシンといった幸福ホルモンを増やし、筋肉の緊張をやわらげる効果があることも認められています!


エンドルフィン

脳内(特に報酬系)で機能する神経伝達物質。

マラソンなど、長時間走ると気分が高揚してくる、「ランナーズハイ」もこのエンドルフィンの作用という説もあります。


オキシトシン:脳下垂体後葉から分泌されるホルモン。

人とのスキンシップやペットとの触れ合いで分泌される。(「グルーミング効果」)母性本能との関係しています。



2010年、金沢大学「子どものこころ発達研究センター」の研究では、

知的障害のある自閉症患者にオキシトシンを投与して、改善の効果が認められたという研究もあります。


「テアニン」はアミノ酸の一種で、低温でも抽出されやすい成分なので、

これからの時期水出し煎茶として飲んでも摂取することができます。


「テアニン」は甘味成分なのでお湯だしとは違うスッキリとした甘みが味わえます。

【お茶以外の食材】

ナッツ系、青魚系に多く含まれるオメガ3脂肪酸は、ストレスホルモンを抑制させる効果がある。


ほうれん草、ニラ、小松菜に含まれるマグネシウムは筋肉の緊張を和らげてくれる。


サツマイモ、オートミール、玄米といった食物繊維が豊富な炭水化物は、幸福ホルモンであるセロトニンを増やしてくれる。


卵や鶏胸肉といったタンパク質をふくむ食材はホルモンバランスを保つのには必須です。



こうみて見ると、一般的に「健康食材」と言われるものばかりですね。

健全な魂は健全な肉体に宿る

ということですかね。笑


食生活を一気に変えるのは難しいですが、

朝食だけとか、夕食の1品に「健康食材」を意識して入れてみる。というところから徐々に変えていくのもといいかもしれませんね😊


ぜひ試してみてください^^



参考文献:緑茶の旨味成分L-テアニンとそのリラックス効果 (特集 食物摂取と脳機能・脳内物質の関わり(1))(特集(2)茶成分の機能と応用)

お茶の清寿園

日本茶には喉の渇きを潤すだけでなく、味わい深いうま味や香りが詰まっており、飲むと心を穏やかに潤す力があります。 清寿園では一人でも多くの人に、日本茶の美味しさ、愉しさ、奥深さを伝えると共に、千利休が作り上げた「詫び茶」の世界観を象徴する「市中山居」という言葉のように、お茶を飲むことで、たとえ街の喧騒の中にいても心が落ち着き、山の中にいるような静けさをご提供できるよう、日々精進していきたい

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