日本でお茶が飲まれるようになったのはいつ?


前々回のブログ(「 茶の歴史〜世界最古のお茶は2100年前!?〜」)


でお話させて頂いたように、

お茶のルーツが中国西南部であることが分かっていますが、



今回は、

「日本でお茶が飲まれるようになったのはいつ?」

ということをお話していきたいと思います٩( 'ω' )و




日本における最古のお茶の歴史を紐解く手がかりは、

正倉院文書平城京から発掘された「木簡」の文字にあります。


そこには「荼七把」「荼一石三斗八升」という文字が書かれており、



この「茶(ちゃ)」に似ている「荼(と)」という文字は、


古代においては「荼(と)」という文字は「茶(ちゃ)」

と同じ意味で使われていたこともあるみたいですが、


この「荼(と)」という文字は、

「ニガナ」(沖縄料理に使われるらしい…)という植物としての意味もあるらしいので、


「荼(と)」が「茶(ちゃ)」を指すのかどうかの決定的な答えにはなっていないみたいです。



お茶に関する確かな記録は、

平安時代初期に書かれた『日本後紀』という文献にあります。


815年4月22日

中国に留学経験のある永忠という僧が滋賀県(近江)で嵯峨天皇に茶を呈した。


これが、日本における最古のお茶に関する記録とされています!



また、嵯峨天皇は、

近畿地方にお茶の樹を植えさせていたみたいで、お茶好きだっだみたいです(*´-`)


朝廷の中に茶園もあり、お茶の製造も行われていたようです!


当時の朝廷は中国文化への憧れを持っており、

この頃詠まれていた漢詩には「茶」の文字がしばしば登場するんだそう^^



しかし、これは天皇・貴族社会のことであって、


一般庶民が自由にお茶を楽しむようになるのはまだまだ先のことです…



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日本茶には喉の渇きを潤すだけでなく、味わい深いうま味や香りが詰まっており、飲むと心を穏やかに潤す力があります。 清寿園では一人でも多くの人に、日本茶の美味しさ、愉しさ、奥深さを伝えると共に、千利休が作り上げた「詫び茶」の世界観を象徴する「市中山居」という言葉のように、お茶を飲むことで、たとえ街の喧騒の中にいても心が落ち着き、山の中にいるような静けさをご提供できるよう、日々精進していきたい

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