茶の歴史〜世界最古のお茶は2100年前!?〜



今からちょうど程一年前に、

中国の陝西省西安市で発掘された茶葉が、

世界最古の茶葉であるとギネス世界記録に認定されました!



これが見つかったのは、中国・西安の近くにあるお墓で、


中国の科学者たちによる研究チームが、

お墓の中で小さな植物の固まりを発見して分析したところ、



2100年前の紀元前1世紀ごろに摘み取られたお茶の葉だと判明したそうです😳


⬇︎それがこちら



実はこの茶葉、2006年ごろには既に発掘されていたみたいです。


しかし、

「茶」と断定する要素がなかなか見つからなかったみたいで、


長い研究の末、ついに

葉に含まれるカフェインなどの化学成分が解析されて、


その後、正式に認定されたみたいです^^




ちなみに、

発見されたお茶は、茶葉と大麦や他の植物を混ぜたものらしく、


茶葉を炒った麦や塩、ショウガなどと混ぜ合わせて作る、

アジアの高原地域で今も飲まれているバター茶によく似ていたそうです!




今、私たちが飲んでいるお茶は、


原産地を中国として「飲み物」として全世界に広まりましたが、


お茶の利用の起源は、

「飲み物」ではなく「食べ物」だったという説もあるみたいです🤔



現在でも、タイの北部やミャンマーでは

「食べるお茶」(漬物っぽい)が愛好されているみたいです!


タイでは「ミアン」、ミャンマーでは「ラペソー」という


いずれも、蒸した茶葉をバナナの皮で包んで発酵させた食用のお茶があるみたいです!


こんな感じ、

⬇︎ラペソー




たまにはお茶の歴史を振り返って考察してみるのも楽しいですね〜^^



参考文献:https://arstechnica.com/science/2016/01/scientists-discover-2100-year-old-stash-of-fine-plucked-tea/



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お茶の清寿園

日本茶には喉の渇きを潤すだけでなく、味わい深いうま味や香りが詰まっており、飲むと心を穏やかに潤す力があります。 清寿園では一人でも多くの人に、日本茶の美味しさ、愉しさ、奥深さを伝えると共に、千利休が作り上げた「詫び茶」の世界観を象徴する「市中山居」という言葉のように、お茶を飲むことで、たとえ街の喧騒の中にいても心が落ち着き、山の中にいるような静けさをご提供できるよう、日々精進していきたい

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