緑陰教室〜お茶の淹れ方教室〜at白鳥庭園

先日白鳥庭園で行われた、緑陰教室「お茶の淹れ方教室」の詳細についてお話していきたいと思います^^


【お茶クイズ】

まず、下記の「お茶」と名のつくもののうち、お茶とそうでないもの◯✖️クイズに答えて頂きました!

1、緑茶 2、麦茶 3、烏龍茶 4、紅茶 5、桜茶 6、どくだみ茶 7、甜茶 8、煎茶 9、昆布茶 10、ごぼう茶 11、ほうじ茶 12、抹茶


答えはこちら↓


1、緑茶 2、麦茶 3、烏龍茶 4、紅茶 5、桜茶 6、どくだみ茶 7、甜茶 8、煎茶 9、昆布茶 10、ごぼう茶 11、ほうじ茶 12、抹茶


ここでいう「お茶」とは、ツバキ科の「チャノキ」を原料としたもので、

例えば、麦茶は大麦の種子を焙煎したもので、厳密にいうと「お茶」ではありません。(意外と間違えられてる方が多かったです)


・桜茶=桜の花や葉を塩漬けにしたもので✖️

・どくだみ茶=どくだみの葉を乾燥させて粉末状にしたもので✖️

・甜茶(てんちゃ)=中国お茶の一種で、植物学上の茶とは異なるお茶なので✖️

※日本茶はツバキ科で甜茶はバラ科です。抹茶の原料の碾茶(てんちゃ)とは違います。

・昆布茶=昆布を乾燥させて粉末状にしたもので✖️

・ごぼう茶=ごぼうを乾燥(天日干し)させて、炒ったもので✖️


25人中全問正解者は1人だけでした^^


緑茶も烏龍茶も紅茶も皆兄弟??

学名:カメリアシネンシス

「緑茶」「烏龍茶」「紅茶」はみんな元は同じ??

お茶の葉には発酵酵素があり、発酵具合で緑茶⇨烏龍茶⇨紅茶と変貌を遂げます。


「緑茶」は摘み取った葉を発酵する前に、加熱処理(蒸す)して発酵酵素の力を殺して作られたお茶です。不発酵茶と呼ばれます。


「烏龍茶」は半発酵茶と呼ばれ、発酵酵素を少し働かせてから、途中で加熱処理をして酵素の働きを止めたお茶です。


「紅茶」は緑茶とは対極に発酵酵素を最大限働かせ、完全に発酵したお茶です。全発酵茶と呼ばれます。


緑茶も烏龍茶も紅茶もほうじ茶も玉露も全部「カメリアシネンシス」というバラ科のチャノキから作られたお茶です。
製法などによってこんなにも違うお茶になるんですね^^


お茶の葉の敵は「高温・多湿・光(紫外線)・酸素」

■4つの敵から守るには??

お茶は「光・酸素・湿気・高温」の4つに注意!!

開封前⇨冷蔵庫で保存

開封後⇨茶筒(密封・遮光性のある容器であればOK)に入れて冷暗所に保存

夏場でなければ冷蔵庫でなくても、直射日光が当たらない所であれば特に問題はありません。

あと、お茶は消臭効果が強いく、密閉しておかないと移り香してしますのでご注意を!


肝心の「お茶の淹れ方」は長くなりそうなので、

この辺りで切り上げてまた後日お話しさせて頂きます!!

お茶の清寿園

日本茶には喉の渇きを潤すだけでなく、味わい深いうま味や香りが詰まっており、飲むと心を穏やかに潤す力があります。 清寿園では一人でも多くの人に、日本茶の美味しさ、愉しさ、奥深さを伝えると共に、千利休が作り上げた「詫び茶」の世界観を象徴する「市中山居」という言葉のように、お茶を飲むことで、たとえ街の喧騒の中にいても心が落ち着き、山の中にいるような静けさをご提供できるよう、日々精進していきたい

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