「伝統」と「伝燈」 〜油を注ぎ足すというイノベーション〜 『日本茶』や『茶道』、『茶の湯』というとどこか堅苦しいイメージを持たれる方も多いかと思います。『能』や『歌舞伎』などにも同じような同じようなことが言えるのかもしれません。これらの所謂、”日本独自の文化”はしばしば「伝統」という言葉を使って語られます。この「伝統」という言葉を使うとそれなりの説明がつくような感じがしますが、どこか「現代」と対立してしまう構造を作ってしまい、「伝統」とは"過去のもの"という印象になりがちです。これが、"堅苦しさ"のイメージを作っているのかもしれません。「伝統」とは、止まって形を守られているものではなく、過去から「現代」へ営々繋がっている事を表します。かつてユネスコの無形文化遺産の第一回に『能楽...15Dec2017