蘭字の茶箱が届きました〜お茶の正しい保存方法〜


先日のブログ、『明治から昭和初期〜茶生産の拡大と輸出〜(後編)』で


少し紹介させて頂いた「蘭字」ですが、

この時、色々調べていたら、いろんな蘭字の商品が発売されていて、


ちょうど、小さめの茶箱が欲しかったところなので、

蘭字ラベルのついた茶箱があれば良いなあ〜と思っていたのですが、



ちょうど良いサイズでちょうど良い値段のものを発見してしまい、


即買い!!


昨日届いた商品がこちら!



中がアルミ貼りになっているので遮光性も十分^^



開封したお茶は茶筒に入れて茶箱の中で保管するのがベストです٩( 'ω' )و



前もご説明させて頂いたかと思いますが、


猛暑日が続き、お茶が劣化しやすい環境になっているので、

ここで、お茶の保存方法についておさらい。



お茶は乾燥しているため品質が安定していると思われがちですが、

実は非常に変質しやすく、保存方法を誤ると急激に品質が劣化してしまいます。 


温度や湿度、空気や光などの影響を受けやすいため、

品質が劣化しないように保存することが大切です。 


特に、気温・湿度・紫外線・臭い移りに注意!! 


小分けで売られているお茶は、ほとんど真空になっているので、

未開封の状態であれば、1年程度は品質の低下はありません。

(直射日光が当たり、高温になるような環境では劣化します。)


開封して余ったお茶は、茶筒に入れて密閉し、光の当たらない涼しいところで保管する。


これが、お茶の保存方法の基本です! 


この時期、いつもの場所に保管しておいても「気温」には特に注意が必要です! 


お茶は、気温が25℃以上になると劣化が激しくなります。


冷暗所であれば問題ないのですが、

どうしても難しいという方は、冷蔵庫で保存するのも一つの手です! 


ただ、冷蔵庫で保管するに当たっての注意点が2つ✌️


1、お茶は、消臭効果が非常に高いため、「臭い移り」に注意!

きちんと中蓋がある茶筒に入れて、密閉しておきましょう!


2、お茶が冷たいままで開封すると、

空気中の水分が冷えたお茶の表面に結露してお茶を湿気させてしまいます!


こうなったらもう最悪です。 

 開封する前に、夏なら半日、冬でも2~3時間は室温に近づくのを待ちましょう。


また、

保存方法を工夫することはもちろん大切ですが、

茶葉が劣化する前に飲みきることも重要です。


せっかく買ったお茶も保存方法が悪いと、

味が変わったり、香りが抜けたり、変色したりしてしまいます(´・_・`)


良いお茶は良い状態で保存して美味しく頂きましょう😄




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日本茶には喉の渇きを潤すだけでなく、味わい深いうま味や香りが詰まっており、飲むと心を穏やかに潤す力があります。 清寿園では一人でも多くの人に、日本茶の美味しさ、愉しさ、奥深さを伝えると共に、千利休が作り上げた「詫び茶」の世界観を象徴する「市中山居」という言葉のように、お茶を飲むことで、たとえ街の喧騒の中にいても心が落ち着き、山の中にいるような静けさをご提供できるよう、日々精進していきたい

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